第3回池袋の森委員会
7月6日(土)委員会を事務所にて開催します。土曜日ですが委員の方出席お願いします。
①池袋の森の前の新しいフラッグの評判とこれからについて
②街路灯に銅打ちトンボとアゲハの取付方法について
③スタッフチョッキのデザインの確認
④プランターの設置に関する確認と種類の報告
パスポート代わりに使用するピンバッチのデザインがなかなか決まりません。いくつの試案はあるのですが、これから委員の一人でもある平和通りのアイ印刷デザインのプロに相談します。
①池袋の森の前の新しいフラッグの評判とこれからについて
②街路灯に銅打ちトンボとアゲハの取付方法について
③スタッフチョッキのデザインの確認
④プランターの設置に関する確認と種類の報告
パスポート代わりに使用するピンバッチのデザインがなかなか決まりません。いくつの試案はあるのですが、これから委員の一人でもある平和通りのアイ印刷デザインのプロに相談します。
蝶のさなぎ

蝶のさなぎがもつ神秘的な形とそこから生まれる羽を広げた蝶の大きさの比較は自然の驚異としか思えない。どのように体と羽が折りたたまれているのか不思議です。今ここにじっとしてる奇妙な物体のさなぎがあっても、小さな子供にはそれがなんであるかを理解させることは不可能です。飛んでいる美しい蝶の小さな命がこの中に詰まっているなど想像もできないのです。このさなぎの持つ神秘を子供にどうにかして伝えられたらと考えています。さなぎは基本的には、天敵のいない夜から明け方までに羽化します。観察に成功すればなにげない自然の営みが心に与える影響も大きいのではないかと、写真に撮ることも一つの方法ですが、緊張感は伝わりません。さなぎ羽化観察合宿でも始めましょうか。
人工餌への切り替え
25日幼虫が10頭近くなったので、人工餌に切り替えようと思います。おいしく食べてもらえるように配合と水加減の割合をいろいろ試します。現在少量与えていますが食いつきがよくありません。毎日の食事のことですし、これからのこともあるのでしっかり研究します。
小学校のプールの話
小学校の校長先生にお会いしたので、ヤゴの救出の件で協力戴いたお礼を伝えました。来年はプールの水位を膝ぐらいまで落としましょうかとおっしゃって頂きました。本格的にすべてを救出するとヤゴは多分800頭を超えるのではないかと思います。はたして里親さんの募集が間に合うのかとても不安ですが、まずは、コノシメトンボが群れて飛ぶ姿を見れる可能性はあります。「来年に乞うご期待」です。次の課題として3階のプールにオニヤンマ・ギンヤンマの卵を産ませる計画を立てることです。ヤンマ類は水草に止まり産卵するするのですが、現在は水草類を浮かべることが禁止されているからです。なぜならば排水が詰まるからという理由でした。過去に生徒が浮かべた草の筏がバラバラになった事があったようです。そのことでは、少し小規模で実践研究をさせてもらう事を提案したいと思っています。水草または草筏に卵を産みつけてヤゴになれば草筏等は時期を決めて早めに取り除いてもいいのですから。
平和通りは都会のオアシスたれ
24日の今日は、合計6頭の幼虫の飼育依頼がきました。委員でもある平和通りの池袋ローゼンパン屋さんより2~3齢幼虫の4頭と池袋の森に設置したナミアゲハの食樹サンショウの苗木の3齢幼虫の2頭でした。案の定プランターに食樹とアゲハの好む花を一緒に植えるとそこに卵を産み、幼虫が産まれることがわかりました。現在は通りにプランターは2ヶ所ですが、今後40鉢をめどに理解を求めながら増やしていく予定でいます。幼虫を50人の里親が同様に育てれば、同時期に50頭のナミアゲハが近所を舞います。50人の里親が2頭同時に育てれば、100頭が舞います。舞った蝶がまた食樹に卵を産む。この繰り返しを秋までに4回繰り返します。アゲハの好む蜜の花を飛び渡る光景が普通のことになる日も近いと感じます。トンボを学校のプールから救い育てること、ナミアゲハを育てることはいずれも小さな命を未来に守りつなげることです。私たちが住む地域をほんの少し自然に戻すことで可能になります。「平和通りは都会のオアシスたれ。」を環境標語に活動していきます。
広報活動
子どもの集い実行副委員の方からの紹介で、池袋ゼファー街づくり副理事さんに平和通り商店街の取り組みに関する情報交換の場を設けて頂きました。この度7月3日(水)午前10時に会うことになりました。このようにいろいろな方と交流し相談することで商店街事業に反映させ、協力体制を築けたらと考えています。皆さんも応援して下さい。
地域の為のオアシスとなれ
6月21日(金)池袋の森委員会の4つの件案が理事会で承認されました。いままでは計画でしたが、それらを一つずつを実行していきます。「トンボとアゲハを飛ばそう」という活動が一部の方には理解されつつありますが、まだまだ地域に周知する努力が足りません。しかし地域の方々に「都会に少しだけ自然を戻そう」という環境を支持していただけたら、商店街は必ず変わりますし活性化の為の行動にもはずみがつきます。
トンボの羽化
18日の朝には6頭トンボになっていて玄関がにぎやかでした。同時にプールから採取したユスリカの幼虫のアカムシも少なくなってきました。簡単に餌を与えるには生餌はかかせません。餌の容器を室内に置いていたため光合成がしずらくなり、ユスリカの栄養であるプランクトンの発生も少なくなり繁殖しなくなっていたみたいです。常に食物連鎖の構造を頭に入れておかないといけないことがわかりました。
小学校にヤゴ配布のお知らせを提出
小学生の生徒たちに向けて「トンボのヤゴに興味のある子へ」という題でヤゴ配布の案内を小学校に出しました。子供が大勢くるといいですね。
ヤゴの早い羽化
16日は7頭無事にトンボになりました。それにナミアゲハの幼虫も1頭生まれました。このままですと19日までに何頭のトンボが生まれてしまうのかわかりません。また、ヤゴは里親の方に渡すとすぐにトンボになってしまうだろうと思います。
トンボの羽化
6月16日どんどんトンボが生まれています。13日に救出したヤゴはすぐに羽化できる状態になっています。羽化するための止まり木がないとヤゴも溺れてしまいます。また羽化に失敗して水に落ちてしまうヤゴもいます。トンボとして大空を飛べる多くのものは幾多の試練を乗り越えたものたちです。それぞれの命のとぎれることの関わりを持つ飼育とは大変な責任を持つということでしょう。プールのなかにいて排水口に流される命、救い出される命、羽化に失敗しておぼれる命、どれも大切な命です。私たちがそこにかかわることで少しでも救える命が増えるならやりがいも勇気ももらえます。多くの飼育ボランティアとヤゴを結びつける働きを池袋の森委員会は担っていきます。