蝶の旅立ち
朝7時ごろ2頭がそろって百日草の蜜を吸っていました。これからナミアゲハをハウスの外に放ちます。 無事に長生きするように祈ります。
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サナギになる為の幼虫の移動
ビニールハウスの中はサナギになる為の条件がとてもよ良くないのだとおもいました。昨日も2頭がハウスから6m離れた同じ場所でサナギになろうとしていたからです。そこは風通しも良くそこでサナギになってもよいのですが、どうしても寄生バチの被害が頭をよぎるのです。確実に蝶になってもらう為にやむおえずハウスに戻しサナギになってもらいました。5齢幼虫がサナギになろうとしているのは把握できるのですから、別の場所でサナギになる為だけの部屋を作ってあげることにします。安心してサナギになれる場所が必要です。しかも蝶になった時にそばに蜜花があることが条件の一つになります。
ヤゴの救出
今日小学校の校長先生から連絡をもらいまして、、6月3日(火)の夕方4時からヤゴの救出を始めることとなりました。3日の午前中に水を抜くので夕方までにはプールの水も少なくなっているのではと気をつかっていただきました。昨年は前日からの雨でプールも満ぱんで、網も中央には届きませんでした。それでも短時間で80頭ほど救出できたのです。今回の目標は200頭ほどと考えています。今回は飼育池もありますし餌に関しても問題が無いので里親に届けるにしても、時間の余裕があり小学校や幼稚園、保育園、一般と分けて配布することが可能になりました。
めだかの餌
めだかの餌としてミジンコはもとより、サンショウやミカンの葉についているアブラムシです。とても好んで良く食べます。
大きいショウジョウバエや小バエやダンゴムシはヤモリの餌になっています。
大きいショウジョウバエや小バエやダンゴムシはヤモリの餌になっています。
さまよう幼虫
サナギになる為の準備が始まりすぐに食樹の鉢から降り始めました。サナギになる為に安全な場所を探し始め場合によっては5m位離れた場所でサナギになります。通常自然界ではこのときに天敵のすずめやとかげなどに見つかってしまえばおしまいです。サナギになったとしても寄生バチに寄生されます。ここでは心配ありません。今ビニールハウスの中は室温が38度、湿度は20%ほどです。少し風があるのでさほど暑くは感じませんが、下におりた幼虫がサナギになる為の場所を必死で探しています。ビニールハウスの中なので場所探しが難しいのです。なのでポットケースをさかさまにしておいてみました。
アゲハ幼虫増加中
5月23日現在ビニールハウスに隔離飼育している幼虫、サナギの総合計30頭あまりです。これ以上は今はできない状態です。食樹を増やさないと基本的に無理な状況だからです。しかし今年のサンショウの樹での産卵は現在い1本だけなのでそれだけが救いになります。ハウスの外に置いてあるサンショウは今は6本なので、もう少し増える要素はのこされているでしょう。
ゲリラ豪雨の対策


豊島区主催の防水訓練がありました。昨年の8月に商店街の一部がくるぶしのあたりまで数時間浸水しました。マンホールからの噴出によるものです。短時間に豪雨があると排水が追い付かないためにマンホールより噴き出すわけです。マンホール噴出防止工法を今日学んだ訳ですが、実際に設置するには、人繰りと資材と訓練が必要になります。過去よりこの工法が噴出マンホール場所に設置されたことは一度もありません。常に雨水はそこから低地に流れて行き床上浸水の被害をもたらすのです。これらは都市型災害の宿命と言われ続けてきました。浸水被害を未然に防ぐには、被害地域の人達と商店街、道路を管理指導している警察、区政の協力が必要になります。ゲリラ豪雨は時間との闘いです。いかに迅速に防止対策を行うかにかかっているからです。しっかりした体制があれば未然に防げる事柄だと実感した訓練でした。