明日はゴミゼロデーの日
5月30日は私たちの街のゴミをゼロにしましょうという日になります。一人一人が家の前、店の前の周りを掃くことで街がきれいになります。
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池袋村絵図から読み取る村の姿

絵地図作成の目的は村の道路地図と畑か田圃かの耕作地図だと考えられます。池袋村一帯は純農村地帯で一部では米作がおこなわれていたが、表土より3尺は黒土でそこから1尺ばかりが関東ローム層の赤土になり土質により生産性は低かったと思われます。逆に畑にとっては黒土がよく池袋村中心部は畑が主で作物としては大麦、大根、薩摩芋がつくられていたようです。池袋村の中には高札場が置かれていてその場所も札の辻道の表記から置かれた場所の特定もできます。高札場は人の多く行きかう街道の四つ角が考えられます。地名においても一村の中にいろいろの小名があり上(かみ)、原(はら)、本村(ほんむら)などがあったが他に田場(たば)、下(しも)、一本松(いっぽんまつ)、茅野(かやの)、芝地(しばち),野道(のみち)など生活に密着した場所の呼称は生活を知るうえで重要な意味を持ちます。なかでも道路記載地図には北から庚申(こうしん)、十羅刹社(じゅうらばつしゃ)、氷川(ひかわ)、八幡社(はちまんしゃ)、稲荷神社(いなりじんじゃ)、重林寺(じゅうりんじ)、三嶽神社(みたけじんじゃ)、大六天社(だいろくてんしゃ)、四面塔(しめんとう)、壱本橋(いっぽんばし)、割坂(わりさか)の固有名詞記載があり、街道沿いには石地蔵、小川の上には石橋、土橋が存在していました。道の名前は北から新田堀之内之道(しんでんほりのうちのみち)、中丸道(なかまるみち)、弁天前道(べんてんまえみち)、野道(のみち)、小石川道(こいしかわみち)、追分(おいわけ)、雑司ヶ谷道(ぞうしがやみち))、田場へ道(たばへみち)、御成道(おなりみち)、札之辻道(ふだのつじみち)、中丸道(なかまるみち)、下道(しもみち)、上道(かみみち)、御成稲妻道(おなりいなずまみち)、御成七曲り(おなりななまがり)、長崎村江道(ながさきむらへみち)、池端通り(いけのはたどおり)、壱本松通り(いっぽんまつどおり)、鼡山道(ねずみやまみち)などの道名記載があり、村境は北は金井窪境、西は滝野川境、滝野川筋、巣鴨村境、新田堀之内村境、堀之内境、巣鴨境、巣鴨村境、西の境は中丸境、中丸村境、長崎村境、南の境は雑司ヶ谷境、鼡山筋、そうしかやさかいと一部ひらがなの記載になります。池袋村を取り巻く川のような境には川の名の記述がありませんが、当時は川筋が境界線になっていたと思われます。北側の境付近のちの本村と呼ばれる居村の北には川に沿って田んぼがあり手前に茅野が広がっていました。その西の巣鴨村境には千坪ほどの大きさの林畑の記入もあります。道の名前からはそこにはあっただろう当時の姿が見えてきます。そこには池袋村との記載はなく当時そこには人が住んでいたという証に「居村」と記入されています。したがって「居村」の記載がなく何も印が無い場所は当時、森か雑木林であったのでしょう。また地図上で居村と書いてある字の向きと場所に注目すると家屋等のあった場所の位置関係が想像できます。
池袋の森植樹祭無事終了
植樹祭が5月22日10時にグリーンウエーブつながりでイロハモミジ、シラカシ、サンショウ、アセビと4種類の木を植えることができました。これから武蔵野に生えていた樹木を選定しながら雰囲気を変えていくことを始めます。ドクダミが広範囲に浸食してきていますので早めに始動したいと考えています
寄生バチの逆襲
とうとう寄生バチの被害を受けてしまいました。ここの所、モンパルナス回遊美術館の池袋の森アートギャラリーの会場準備や池袋の森植樹祭の準備に追われサナギのチェックが甘くなり寄生バチ発生の痕跡を見過ごしてしまったのと、ミカンの木のサナギに気が付かないで放置していたためそこから寄生バチが生まれてしまい、ハウスの中は寄生バチだらけになってしまいました。捕虫網である程度は捕まえることができましたが完全には程遠い状況です。一旦ハウスの中を空にした後、さらに鉢植を詳しくチェックし戻す作業をしなければなりません。それまでは幼虫に対する被害も予測不可能な状況になり新しくサナギになっても心配になります。忙しくなり観察時間が無くなると必ずと言っていい位に被害にあいます。まだまだ未熟な飼育方法なのだと思っています。
池袋の森アートギャラリー会場
明日は19日から始まるアートギャラリーの準備でログハウスの中にパネル・パーテーションを配置し絵画やイラスト作品の展示をおこないます。今回の展示作品は鉄道ものが多くふくまれています。数学者でもある菅野正人氏は素数を題材にした作品を多く描いていて素数の立体模型作品や素数定規など数学に興味がある人は必見です。また立体ペ-パークラフト作品の展示もありますので、子どもも楽しめると思います。また池袋平和通り商店街の近くにある北海道芸術高等学校東京池袋サテライトキャンパスの生徒によるイラストアートの作品発表の場として参加をしていただいています。期日は19日から22日まで「池袋の森」のログハウスが会場になっております。
育樹の必要性
はっきりした形ができていない状態のまま事業化した「アゲハを飛ばそう」は4年目に入り、ようやく必要な形がわかり始めた感じがします。無理のないナミアゲハの命の循環を助ける施設として食樹を育てる育樹施設、幼虫を育てる為の食樹施設、サナギを集中管理する観察施設、ナミアゲハが花の蜜を吸うための花を集めた食事施設、産卵させるための産卵樹等が必要になります。大小合わせて5楝のハウスがあれば幼虫の移動と樹の水やりと花柄摘みが主な仕事になります。これらはそんなに難しいことでもありません。今年はまだ今のところ寄生バチの発生は抑えられていますが、気を抜くとやられてしまいますので、観察することが大事です。
2世代ナミアゲハ誕生
5月13日ナミアゲハの2世代目の幼虫が誕生。ミカンの葉に多くの卵が産み付けられています。新しい蝶の誕生と同時に進行している状況です。また食樹の心配がはじまってしまいました。
アゲハの不思議
ナミアゲハの行動パターンに驚くことがあります。ビニールハウスのビニールの重ねた隙間から吹いてくる風を読み(風の無い日では隙間が無いのでわかりずらい場所)そこにナミアゲハは体を滑り込ませ翅をバタつかせて滑り落ちて外にでていくのです。多くのナミアゲハがそこに目を付けて飛びだっていくところを目撃しました。最初はいやに蝶の好む場所だなくらいの認識でしたが、確実に意志を感じる様になりフェロモンの道ができているのかと思い始めました。フェロモンの存在は生まれた場所の割り箸に止まることでも理解できます。
トンボ飼育池の清掃
トンボ飼育池は現在メダカ池になっていますので、清掃を兼ねて準備を進めています。捕獲網の補修は終わりましたが飼育容器を作成するかどうか決めかねています。まずは準備として落ち葉を水につけておき葉のタンニンを融かして水が透明になり観察しやすいようにします。乾いた落ち葉であれば水を含ませるだけで十分です。それをヤゴの隠れ場所に使用します。またプールからどれだけのミジンコが獲れるか判らないのでアカムシ餌の準備もします。当日は午前中だけでも天気なら良いのですが、雨だとプールは滑ります。
トンボのヤゴを救う時期になりました。

5月11日小学校から連絡が来ました。19日にプールから多くのノシメトンボのヤゴを救出してきます。昨年は300頭ぐらい救出して羽化して飛び立って脱け殻を残していったのは280頭程でした。今回は小学生が授業の一環として商店街と一緒に行うのですが、新池袋モンパルナス西口回遊美術館の会場として「池袋の森アートギャラリー」のオープンと一緒の日時になってしまいました。今年はヤゴがどのくらいに育っているかが心配です。あまり早く救出してしまうとヤゴの期間が長くなり世話が大変になります。ヤゴは基本的に生餌しか食べないのと、一緒にして育てると共食いをします。アカムシなど食べ残しの餌の除去や濁った水の交換にも水道水の汲み置きをしてカルキ抜きをしてあげないと使用できません。その為飼育期間はできるだけ短い方が生徒や先生の負担がすくなくなるのです。昨年はやはり今年のように早くに救出したため羽化までに3週間ほどかかりました。プールではミジンコなど餌が豊富で日当たりがよく成長が早いのだと思います。一昨年は6月に入ってから救出したため救った翌日には羽化して飛んで行ったのです。
植樹祭の準備始まる
5月22日(日)「池袋の森」公園にて9時50分より花鉢プレゼント予約券を先着200枚配布し10時から植樹祭を開催し4種類5本の苗木を植えます。アセビ、キョウチクトウ、シラカシ、イロハモミジなどです。植樹祭が終了後に花鉢の交換になります。交換時間は約1時間で終了になりますので気をつけてください
アオムシがいないハウス
目立つアオムシは確実に居なくなりました。いつもは床一面に落ちていた大きな丸い糞が落ちていません。風が強く吹いていたのでロープでハウスを固定することしか念頭になくスズメ対策が漏れてしまいました。スズメは利口なので侮れません。
スズメに襲われる
午前8時にスズメにハウスを襲われアオムシに被害が出てしまいました。中に入ると1羽のスズメがいて一瞬で姿が見えなくなりどこから出て行ったか分からないくらいでした。中で被害チェックをしていると外で様子を見ているスズメがいましたので中でじっとして様子を見ていたら入り口の隙間からはいってきたので、中に閉じ込めて虫網で捕獲ししばらくそのままにして二度と来ないことを願って放してあげました。スズメにとっては中に入ったら食事天国ですので何回でも侵入したいのでしょう。
寄生バチとの攻防戦始まる



ハウスに寄生バチのチェックをしにいくと必ずと言っていい位にサナギや前蛹の背中に乗って様子を見ています。どのようにして見つけるかというとどうも目立ったところについたものが最初に襲われるみたいです。結果ハチは視力により獲物を識別するのだと思います。昨日は3匹、今日は午前中に4匹退治しました。体長3ミリの寄生バチは小さくて飛んで行ったら姿が見えなくなりますがしばらくその周りでホバリングする特徴がありますのであわてなければ両手で打つことも可能ですが確率は今のところ3割程度です。しかしサナギなどの背中にいる時は指を近づけても逃げるそぶりをみせないので、つまめる確率は60パーセントぐらいになりますので目視で様子を観察する事が必要になります。サナギや前蛹が体をゆすっているときは必ず寄生バチが体に張り付いているときです。
サナギに適した空間とは
ハウスの中でサナギになる場所が集中している場所があります。ハウスですのでスチールパイプの骨組みの柱が床に6本あります。そこの建物によって陰になる真ん中の柱に7頭のサナギがいてその周辺まわりにも5頭います。今日の午後の室温は湿度58%室温43℃程になりかなり暑いです。したがって風通しの良い場所を選択しているのかも。柱の4隅にも1頭づつサナギになってはいるのですがサナギになるまえの幼虫は床の上を行ったり来たり少しもじっとしていません。場所を決めると口から糸をはいて体を2ヶ所支持してから前蛹になり二日目にサナギになります。
今年初めてのナミアゲハ
越冬サナギが蝶になり産んだ卵から又サナギになり5月1日初めてのナミアゲハが誕生しました。1世代目の蝶になります。東京では1年間で4世代を繰り返す勘定になります。生まれた蝶はすこし小振りな大きさでした。今日1日ハウスの花で休ませて明日放します。
寄生バチの活動始まる
寄生バチがサナギにとまっていたので指でつまんでとりました。すぐ近くのミカンの木にもサナギがいてそのそばにも寄生バチの姿があり、どうも寄生するタイミングを狙っているようです。2匹はどうにか退治したのですが、とても小さいのでとんでいても気が付かないのが難点です。あと1、2匹はいると思われますので明日また探します。
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