イトトンボが姿をみせる。
今朝屋上でイトトンボを発見してとても嬉しくなりました。小さいころいろいろな色をした無数のイトトンボに囲まれて遊んだ日々を思いだし懐かしくなりました。当たり前のように当時のこの場所でおきていたことです。昭和の半ばはこの辺では商店街のすぐ裏に1階建て2階建ての住まいで井戸が多く掘られ庭に池を持つ家が多く存在しました。周りには空地の原っぱが多くありそこにイトトンボが群れ飛んでいたのです。土を掘れば必ずオケラがあらわれトカゲも多くの種類がすんでいました。周りは生き物の多様性であふれていたのです。カマキリ類、カナブン類、アゲハ蝶類、バッタ類、イナゴ、オニヤンマ、ギンヤンマ、オハグロトンボなどのトンボ類などは普通にいました。車道はアスファルトですが脇道はよくて砂利道で周りは土が多く夕方には小型のコオモリが原っぱの上空を飛んでいました。そこで暗くなるまでいろいろなことをして遊んでいたのです。
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明治20年代の池袋駅周辺
明治20年代と明治40年代の地図での駅周辺及び池袋平和通り商店街を中心に比較さらに江戸時代の古地図とで街道及び道の変化をみています。一番大きいのはまず鉄道が敷かれたこと、次に新しく自動車の為に街道ができたことなどで人の移動が起こり新しい街が誕生しました.。池袋駅を中心に見ますと江戸時代の森が林になり畑になりやがて人が群れ集う場所に変化してきた過程が地図上に現れるのです。従来あった生活の為の道が必要により残されたり形を変えて生まれたりします。消えた沼や川の存在も明らかになります。現代の神社や寺の記号記載の有無は当時どのようにきめられたのかは興味深いものです。
今日の午前3時30分にはナミアゲハが誕生していました。午後2時までに7頭が無事に飛んでいき1頭が寄生バチに侵されていて2頭はサナギの殻からうまく抜け出せなくなり翅を広げることができませんでした。無事に飛んでいくものはしばらく花の蜜をすって翅を休めてから出発します。飼育池から孵ったトンボも一緒に翅を休めている姿は今の時期ぐらいでしょう。
ナミアゲハ順次誕生
今朝7時から11時までの間に10頭のナミアゲハが誕生しています。すべてお盆のうえの羽化場所からです。屋上のトンボ飼育池では4頭が羽化して現在雨なのでそのうちの3頭が花影で翅を休ませています。昨日も池の中でヤゴを観察しましたが、羽化までもう少し時間がかかりそうです。今年は小学校のプールの救出には3年生が協力して行いましたが、個体数が激減していました。そのなかでも生徒たちは排水管に流されてしまう命を一生懸命で救ってくれました。
ナミアゲハ8頭誕生
今朝はハウスで3頭と移動場所のお盆の上で5頭計8頭のナミアゲハが誕生しました。但し1頭のサナギが寄生バチに侵されていて今日同じく誕生し多くが飛び立っていきました。数の上では比べ物になりませんが、寄生バチも生きる為必至に獲物を探します。いかに隔離をして管理するかによってナミアゲハの誕生数が決まってきます。ここの屋上ではハウスの外で卵から孵化した幼虫は99%の確率でサナギになることができないで捕食されてしまいます。自然界では天敵が多岐にわたり存在しますので、隠れ住むことができないのです。ある程度の大きさになると忽然と姿を消します。捕獲者は確認できないのですが、ここではスズメのような気がします。次がアシナガバチ、さらにハエトリグモなどです。
地図を読む

商店街中心から北に氷川神社、西に御嶽寺神社、東に稲荷神社、南は法明寺内稲荷神社等の中心に位置します。東西を川と水田に囲まれ水田は標高25m商店街の標高は約30mになり水田との高低さは約5mになります。南北の平和通り商店街自体は池袋の森付近を中心に道路にそって南北両側に高低さ1mほどのゆるやかな上り坂となります。すべての雨水は従って池袋の森付近に注がれていきます。江戸時代以前より水が湧き出て東側に川として流れていたことがうなずけるのです。また石橋を架けた場所を中心に平和通り商店街当時の街道は角度が8度程度曲がっている為見通しが悪くその場所でのみ両方の入り口を見通すことができるのです。また等高線により石橋がかかっていた場所の川の流れが読み取れます。
江戸時代の地図を検証する
江戸時代の古地図と明治時代の地図を見比べて調査したいと思っています。<下の地図は当時の「池袋の」付近の地図になります。当時は家のまわりには竹林が多くあり広葉樹林が屋敷の境界に沿って植えられていました。所により針葉樹林が地域の目印の役目なのか道路に沿った場所に記号記載があります。重林寺では少し離れた場所にお墓があり、北側には針葉樹の林があって続いて果樹園があったようです。基本的に住宅は樹木に囲まれた居住地だったようです。東側には水田んが南北に広がっています。上の地図は現在の「池袋の森」付近図になります。南北に長方形の囲いのような工作物がありますが、家畜を飼っていたのでしょう。小規模な牧場に見えます。東に記載されている「山」の字は西山の山の字です。当時右から左に地名は記載されています。



サナギ72頭集合
ここの所毎日4頭のナミアゲハが翅を乾かし飛んで行っていますが、さらにサナギは増え続けています。ハウスではサナギを見つけ次第移動しています。最近ではハウスの外のビオラにいるツマグロヒョウモン蝶の幼虫も体が大きくなりそろそろサナギになる様子なので逆にハウスの中へ移動しています。
平和通りの景観まちづくり
昨日としまセンタースクエアにおいて豊島区景観まちづくりキックオフイベントが開催されました。キイワードは「いい風景」だということでした。ものの価値に気づく能力がその場所にふさわしい風景を創造することができるのです。
ナメクジの駆除
夜になるとハウスの床や鉢の外側に多くのナメクジがあらわれます。最初は気が付かなかったのですが、ここ二日続けて夜に7匹ぐらい退治しています。聞くところによるとビールを深めの容器に入れて置いておくと溺れて死んでしまうとのことだそうで、早速用意しておいて来ました。本当にアルコールの香りに誘われて来るのでしょうか、実験してみます。
現在サナギ55頭
ナミアゲハに生まれ変わるサナギが今年も最盛期に近づきました。現在6月8日でもうすでにサナギは55頭になりました。目につかない場所のサナギは寄生バチに侵されている確率が高くなるので、出来る限り早く見つけてあげてハウスから移動するようにしています。特に前蛹からサナギになる時は体が乾くまでやわらかく寄生バチはこれを見過ごしません。サナギになっても体にまとわりついています。最終5齢幼虫も多くいますのも今年は食樹の追加がうまくいっていることだと思っています。すでに食樹カラスザンショウが丸坊主になりハウスから外に移動し回復し新芽が出るのをまっています。ユズの樹には主に5齢幼虫を移動させて食欲を満たせています。
2世代目サナギが蝶になる
サナギから今日もナミアゲハが誕生しましたが翅の幅は13cmはある夏型タイプの蝶でした。高さ4cm幅1,5cmのサナギから生まれ蝶の誕生は信じられない程の大きさです。
スズメ恐るべし
今日はヤモリのことが気にかかり夜9時半ごろハウスの様子をみにいきましたら中にスズメが入っていてサナギの被害が出ました。鳥は夜はものが見えない鳥目と呼ばれているのと思いましたが、確実にサナギは食べられていました。サナギのしっぽの先だけがのこっていました。懐中電灯が必要なくらいの暗い中でも見えているのが確認できました。今回の侵入経路も実は今でもよくわかってないのですが、前回は入り口の隙間からの侵入でした。今回ももしそうであればスズメの度胸もたいしたものだと感心します。隙間の網の間をくぐらなければ入ることができないからです。スズメの知能は大したものです。スズメ恐るべし。
スズメから幼虫を守るには
やはりすべてのカラスザンショウをハウスにいれることにしました。テグスでは防ぐことは出来ないと思い今日は葉のついているものはすべて中に取り入れてそだてることとしました。作業が終わり見上げるとハウスのドアの上のところに子供のヤモリが張り付いていて無事に育っているのをみて安心しました。3年前に下の階から親2匹を引越しそれを最後にいままで姿を見かけることがなく心配をしていたのですが、子どもが育っていることは2匹が無事だという事になります。
スズメからの被害防止
ハウスの外に置いてあるカラスザンショウの幼虫を守る為に空中にテグスを張って様子を見ることにしました。明日になれば検証できるでしょう。結果によってはもう少しテグスを張る面積を多くしようと思っています。スズメの行動はよくわからないのですが飛ばないで幼虫を襲うことができるのか、どのようにすれば防ぐことができるのか知りたいと思っています。
ハウスから寄生バチを排除
現状のままハウスの中から寄生バチを駆除をすることは難しいので、ほとんどすべての鉢を外にだし空のハウスの隅から隅まで寄生バチがいないかチェックをし、いれば指で駆除する。あとはサナギになっているものを別の場所に移動して寄生バチの発生がハウスの中で起こらないようにする。今までは隠れていたサナギによる寄生バチの発生がありサナギに被害が発生していたものでした。これらの危険を排除するため気を付けながら鉢の出し入れををし、寄生バチのいない環境を整えましたのでここしばらくはハウスの中は安全だと思います。これからは食樹に幼虫を振り分ける作業を始めなければなりません。ミカン系の木は現在ほとんど丸坊主状態ですので1鉢に1頭の幼虫を移動させる作業に入ります。現在ハウスの中には体がやわらかくて移動できなかったサナギが3頭残っています。これからの課題は5齢幼虫専用の小さなハウスを設置することです。サナギの誕生は寄生バチの誕生とも関係してくるので必要なことです。
食樹の準備
ようやくカラスザンショウの苗木が20ポット届きました。昨年から頼んでいたものがようやく届いてほっとしています。昨日はプランターに植え替える作業が大変でした。1本の苗木に1鉢ですので、赤玉土や土が多く必要ですが、土はこの時の為に肥料をまぜて保管しているに再生土を利用しているので1袋ごとに必要な量を使用するのですが、さすがに昨日は20kg4袋程を使用しました。カラスザンショウも苗木農園からの20ポットの数量提示でしたので仕方ありませんでした。実際に年間必要な苗木は余裕をもって100ポットだと考えています。あまりギリギリに食樹として与え続けると木が枯れてしまうのです。幼虫の命と樹の命を天秤にかけるとどうしても心は動いている姿にとらわれてしまいます。
サナギが続々誕生
現在ハウスのなかでは5齢幼虫が食樹の葉の上でもってお尻から緑色の消化物を出しサナギになる為の準備をしています。消化器官を変えて蝶になった時に蜜を吸って生きる為の大改造を体の中で行っているのです。姿もアオムシから体の固いサナギに変身ですが、サナギになる前に前蛹といってまるっこい体になりまるで穴の開いていない勾玉の形になります。古代の人は蝶の変身を命の甦りと感じ神秘なものと崇拝しその形を模したのではないかと思っています。ふっくらした勾玉の形から少し痩せて間延びした姿になると蛹になるのに2分ほどで殻を脱ぎサナギの形になるのですが、乾く前はアオムシ似のサナギなのですが乾くうちに固くなり出っ張ったつのもはっきりしてきます。前蛹からサナギになる時が一番寄生バチに襲われることが多いのですが、目立つところでサナギになったものは真っ先に寄生されてしまいます。このころはちょくちょく体周りを観察して寄生バチを指でつまんで駆除します。寄生しているハチは夢中なのかほとんどが逃げようとしません。
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