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池袋の女

池袋村(池袋平和通りが中心)の南北にのびる西の丘に鎮座しこのあたり一帯を鎮守の社として崇められたお宮(池袋御嶽神社)があったそうな。その池袋村の鎮守様は氏子である村の娘がよその土地に行くのを嫌うので池袋村ではなるべく村内に嫁をやるのだという話じゃ。そういえば池袋村の女を嫁にしたり、雇ったりすると夜になると不思議な出来事が次々におこるそうな。事件は本郷のかねやすをさらに半里ほど南にのぼったところのある商人家でおこったはなし。人手が足りなくて口利き屋から無口で働き者の住み込みの女中を1人やといましたところ、しばらくしてから丑三つ時近くになると地震でもないのに家がぐらぐら揺れて主人はビックリ、急いで外に飛び出してもあたりをみまわしてもまるで静かなものでした。きつねか狸のいたずらかと不思議に思いましたが、また数日すぎて今度は手のひらに乗るぐらいの石や割れたせともの、さらに土瓶などが次々に投げ込まれました。これにはご主人も閉口して、はてさてなんであろうと考えました。そうかなるほど今度奉公にきた娘は池袋村から来たのだったかと、娘は出身がばれて村に帰るしかなくなってしまうのでした。なんとこれらの騒動は大事な嫁さんとなる娘を失いたくないという池袋村の男衆の仕業だったとか。大小の多くの池で囲まれた池袋村はおたがいに交流が少なく、孤立的な集落には嫁いでくる娘さんも少なかったろう。この話は「池袋村の女」のたたたり伝説として広まったものです。
当時の池袋村は小さな集落ごとに風習が違い、畑では大根作りなど、それに水も湧き、池もあることで人手さえあれば環境的には他の地域と交流しなくても生きていく力があったのです。
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ピース君

Author:ピース君
池袋平和通り商店街で、「ナミアゲハ蝶とトンボを育てて飛ばそう!」の活動や江戸時代池袋村の中心であった商店街の歴史調査報告の様子をお知らせします。
主に活動内容や地域の情報を綴ります。
興味のある方は、ちょっと立ち寄ってのぞいて見てください。

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