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民話「おいはぎと石仏さま]

暗くなった板橋道を南下し高田へむかう途中にある池袋村はずれの四面塔までは1本道でした。日ごろからこのあたりは恐ろしい追いはぎがあらわれ、通行人を襲うといわれていましたので、男もこの場を早く通り抜けようとしましたが、もはや疲れて一歩も足が前に出ません。さきほどから後をつけてくる数人の足音をきいていたので、手探りで隠れ場所を探すうち、大きな石が手にふれました。道端の石仏さまでした。「お助けてください」と男はとっさに石仏さまの背中へまわり、堅く抱きついていました。確かここいら辺に隠れたようだといいながらすぐそばに来るのですが、どうも追いはぎの目には男の姿が見えないらしいのです。しばらく探していた4,5人の追いはぎ達はあきらめて雑司ヶ谷の闇の中へきえていきました。しばらくしてからその石仏さまは雑司ヶ谷法明寺の境内に引越しいたしましてきれいに花で飾られていたということでした。と物語はこのような内容ですが、この平和通りの当時は板橋道から四面塔までは民家を越えるとすぐに左は大根畑で右側は雑木林がつづいていました。この道を追いはぎに後を付けられながら足早で逃げて慌てて隠れた時に偶然石仏さまにであう事が出来た運の良さ。見つかったら最後、男の命はありませんでした。
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ピース君

Author:ピース君
池袋平和通り商店街で、「ナミアゲハ蝶とトンボを育てて飛ばそう!」の活動や江戸時代池袋村の中心であった商店街の歴史調査報告の様子をお知らせします。
主に活動内容や地域の情報を綴ります。
興味のある方は、ちょっと立ち寄ってのぞいて見てください。

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